三国山・赤坂山

ササユリとコアジサイ
ササユリとコアジサイ

【日 時】1999年 6月20日(日)
【天 候】曇り時々雨
【山 名】三国山(876m)・赤坂山(824m)
【山 域】滋賀
【ルート】 (8:30)自宅==(10:00)黒河峠--(11:00)三国山--(12:00)赤坂山--
(13:30)黒河峠==(17:00)自宅
【所要時間】3時間30分
【メンバー 】単独


土曜日に雨が降ると行動半径が縮まる。天気予報では、東海より西は晴れるとの予想であったので琵琶湖の北にある関西百名山の赤坂山に登ることにした。途中、鈴鹿は山頂は望めたが伊吹は上の方は雲が掛かっていた。木之本から8号線に入り161号線へ通じる道の駅の朝市で野菜を買う。マキノスキー場の麓から右折し黒河峠(くろことうげ)を目指す。在原からダート道になる。黒河峠の登山口は新しいトイレを建設中であった。

身支度を整え出発する。十分に整備された道で要所には標識がある。なだらかに登って行く道である。30分程登ると見晴らしの良い所に出た。南に琵琶湖が大きく望まれるが、これから登る方角は雲が掛かっている。さらに進むと道の脇にコアジサイ・ヤマボウシ・ササユリ・ニガナなどが現れる。先日カメラを壊してしまったので本日は新しいカメラの試し撮りでもある。登り切ると、湿地帯のようなところがあり、黄色いキンコウカが咲いていた。この辺りはもう雲の中で雨もポツリ・ポツリ落ちてきた。少し下ると水場にでた。白いアイズシモツケの写真を取る。10メートルほど登りかえすと、三国山への分岐に出る。ベニドウダンが沢山の花を付けている。道に被さり、しずくの滴る草木を掻き分けながら急な坂を登る。山頂は団体さんに占領されていた。切り開かれており晴れていれば眺望は良さそうであった。

分岐まで戻り、赤坂山を目指す。道は下りぎみになる。水が流れる谷を通過すると、左手に赤いガレた岩場を見ながらの急登となる。明王の禿である。ガスの中の岩場を見ながら少し下る。この辺り一帯が崩壊した岩場になっているようだ。一瞬視界が開けマキノスキー場の麓の方が見えた。視界があれば素晴らしい眺望になるのであろう。最後の登りに付く。辺りにアザミの花が目に付くようになる。

山頂がガスで風がやや強かった。岩場の影で休息をとっていると三国山での団体が登ってきた。ビデオのヘッドのクリーニングをしていないためであろうか、ビデオが撮影できない状態になった。しばらく待ったが、晴れるそうもないので団体さんがきたのをしおに帰路についた。帰路は雨になり雨具を着用する。人気の山のようで多くの登山者に出会った。




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