母袋烏帽子岳

母袋烏帽子岳
母袋烏帽子岳山頂

【日 時】1999年 6月26日(土)
【天 候】曇り
【山 名】母袋烏帽子岳(1340m)
【山 域】岐阜
【ルート】 (12:00)自宅==(14:00)母袋スキー場--(15:45)母袋烏帽子岳--
(17:00)母袋スキー場==(19:00)自宅
【所要時間】3時間30分
【メンバー 】単独


天気予報では、日曜日は完全な雨との予想である。本日も昨日からの雨で今週は登山は見送りと思っていたが、岐阜方面は晴れているとの情報であった。可成遅い出発であるが、山と渓谷社の「鈴鹿・美濃の山」でまだ登っていない母袋烏帽子岳へ向かう。156号線沿いに流れる長良川の水量が増していた。徳永からは案内看板があり母袋温泉・スキー場に向かう。案内に従って県道から上栗巣への道に入る。栗巣川沿いに登っていくと突き当たりとなる。左右への標識が沢山あり右折する。

スキー場はリフトが一基のこじんまりしたものであった。この季節はキャンプ場として賑わっている。駐車場に車を置く。車道を暫く進む。コテージの脇を通り、オートキャンプ場を通過する。これから先は道はあるが荒れており車は入れないようだ。黄色い標識が現れ母袋烏帽子岳の登山口を案内してくれる。この黄色の標識が山頂まで導いてくれる。

暫く幅広い道を進むと、母袋烏帽子岳2050mの標識がある登山口に着く。桧の林を通っていくと、また林道にであう。ギンリョウソウをよく目にする。急な道となる。桧の植林帯のなかで「お助け水」の標識があり、左十数メートルのところに冷たい水が迸っていた。少し休憩をとり、さらに登ると明瞭ではないが、ピークらしい所に出る。「小さな広場」との案内があり夫婦連れが休憩していた。本日出会った登山者はこの一組であった。

急な坂をさらに進むと自然林に変わる。「大木の水」の案内あり。一服する。右十数メートルのところに、「木のとい」から水が流れていた。登山道から十数メートルの離れており水音も聞こえない状態でこういう水場はどうして発見されたのであろうか。先人の知恵に驚かされる。

登り切った所が展望台との案内があったが、雲のため遠望は利かない。一旦下って登り返すとなだらかな道となる。やがて車道からの道と合流する。簡易トイレがある。笹が現れるが広く開かれた道となる。

山頂は大きく切り開かれており、晴れていれば素晴らしい眺望が得られるのであろう。二等三角点のまえには黄色の山頂を示す標識があった。

烏帽子岳という名前の山は全国にどれくらいあるのだろうか。私の登った烏帽子岳は三重北部、和歌山那智、熊本阿蘇くらいである。北ア裏銀座や九州熊本のノケなど著名なものは知っているが・・・。由来はいずれも山の形からきたものであろうか?



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