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【日 時】 | 1999年 7月 4日(日) |
【天 候】 | 晴れ |
【山 名】 | 夕森山(1597m) |
【山 域】 | 岐阜 |
【ルート】 |
(9:00)自宅==(12:00)夕森山登山口--(14:45)夕森山(15:15) --(17:00)夕森山登山口==(20:00)自宅 |
【所要時間】 | 5時間00分 |
【メンバー 】 | 単独 |
梅雨に入り今週は登山は見送りと思っていた。が、日曜は、東海地方は晴れているとの情報であった。山と渓谷社のアルペンガイド「鈴鹿・美濃の山」でまだ登っていない夕森山へ向かう。中央高速を中津川で降り19号線から257号線に入る。坂下の橋では木曽川の水量が増し濁流となっていた。道の駅付知で付知峡方面の道を確かめる。付知峡観光案内センターの前の案内板でもう一度夕森山登山口を確かめる。案内に従って走ると不動滝の案内があらわれ左にやや戻るように夕森山登山口への林道が現れる。
2台の車が停まっている。夕森山登山口の標識がある。平坦な道が山腹を右に捲くように続いている。昨日までの雨で相当増水している様子で遥か下の谷音が聞こえる。やがて道は左に折れ谷筋の道となる。辺りはずっと桧の植林帯である。谷筋になると増水の状態が顕著になり、水音もまじかに大きくなる。最後の水場で一服する。周りは植林帯だが、谷の部分は自然林である。 道はやがて小刻みに電光を切る急坂となる。私の持っている本のルートよりやや右に捲き気味に登っている。二組の登山者に出会う。登山口の車の人達のようだ。 稜線に出ると、白ビソの木が目立つようになる。始めて夕森山の山頂が望まれるようになり、暫く明るい緩やかな道となるが、やがて最後の急登となる。 二等三角点と標識と鉄塔のある山頂だがこのままでは北西の展望がない。恐いが鉄塔の垂直の梯子に挑戦する。鉄塔の上からは360度の大展望だが、足元がすくみ足の裏がモゾモゾする。1700m以上には雲がかかって遠望は利かないが、付知の街などは下のほうに望まれる。恐々、ビデオと写真を撮る。標高については案内板には1600Mの紹介もあったが、三角点付近の標高は1597Mとあった。この鉄塔の上は1600Mになるのかもしれない。
帰りに不動滝による。昨日からの増水で滝の迫力がすごかった。特に仙樽滝は観覧用の物見台が跡形もなくなっており、あたりには木材が散乱していた。滝は激しく水煙を立てていたが、水は少しは治まったのであろうか。辺りに咲くササユリ、アジサイが瑞々しかった。
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