青葉山

青葉山
高浜から青葉山を望む

【日 時】1999年 7月10日(土)
【天 候】晴れ
【山 名】青葉山(693m)
【山 域】福井・京都
【ルート】 (9:30)自宅==(14:00)青葉山熊野登山口--(15:30)青葉山東峰--
(16:00)青葉山西峰--(17:30)青葉山熊野登山口==(21:00)自宅
【所要時間】3時間30分
【メンバー 】単独


明日は友人との山行が予定されており、その下調べなどをしていたらいつもの時間になってしまった。以前から気になっていた近百・関西百にも指定されている名山、青葉山を目指す。関ヶ原付近は伊吹山の渋滞のため高速に乗る。木之本ICで降り国道303・161・303・27号と乗り継ぐ。27号では大飯で道路工事の渋滞にあい登山口についたのが14時になってしまった。国道から見た青葉山は端正な姿だが南側の近くから見るとかなり異なった様相になる。

ドクダミ 高野・今寺の分岐から高野登山口に向い橋近くに駐車する。標識に従っていくが、工事をしているところで判らなくなったので、そばにいた人に道を聞く。民家の前を横切ると踏み跡は薄いが道があった。わかりにくい。竹薮を抜けると山崩れの工事中で削岩機の音がけたたましかった。杉・桧の植林帯の急坂となる。ドクダミとトリアシショウマの白い花が咲いていた。



展望台 中山寺からの道と出会う。登ってきた道と比較すると、立派な道でこちらが本道であろう。無線アンテナを過ぎるとやぐらのある展望台につく。一組の夫婦が休んでいる。高浜の海岸線が望まれる。海上からは水上バイクの音が聞こえてきた。少し登ると南側の展望の開けた馬の背につく。数人の登山者に出会う。人気の山である。さらに登ると青葉神社のある青葉山東峰である。神社の下からも南側の展望が良い。ホタルホクロの花の中に蜂が入っていった。山頂からは展望はない。



ナデシコとジャコウソウ 西峰へ。ブナなど自然林が意外と豊かである。眼下に日本海が望まれる。鉄梯子のかかる岩場にはナデシコとジャコウソウの花があった。岩場からは西峰がすっきり見える。





西峰は広く岩の棚の様なところに休憩所と祠がある。ここからは南側の眺望が開け、眼下に高野・今寺などの民家が望まれる。その裏の岩場の頂上はこの山行で最も見晴らしの良いところである。北側の日本海の眺望が開け、高浜原発などが見える。二人の男性が松尾方面から登ってきた。

今寺への降り口は松尾方面へ200mほど行ったところにあった。植林帯の一気の下りとなった。青いヤマアジサイが目に付いた。「かくれた名山64」(七賢出版)の地図に記載された林道は現在はかなり上まで登ってきているようだ。林道に出会う少し前で分岐があり私は地図の道だと思い左の道を少し下ったがやがて踏み跡もなくなった。戻って暫く進むと林道に達した。ここから車のあるところまで結構長い感かった。考えていたより意外とボリュームのある山行であった。

ホームページにもどる