余市岳

余市岳
余市岳

【日 時】1999年 8月13日(金)
【天 候】晴れ
【山 名】余市岳(1488m)
【山 域】北海道
【ルート】 (10:45)登山口--(13:10)余市岳(13:20)--(15:05)登山口
【所要時間】4時間20分
【メンバー 】二人


昨夜遅かったにもかかわらず、良く眠れた。北大前の道を北上し札幌北から国道5号線に入る。学生時代はよく使った道のはずだがあまり覚えていない。小樽に入る前の朝里川ICから案内標識がありそれに従って車を進める。途中ウェスタン風の店屋があり、手製の炭焼きソーセージを食べる。朝早いようでレストランは開いていない。キロロスキー場は最近流行のアミューズメント施設が整った大きなホテルが建っていた。スキー場脇に余市岳の案内標識がありそれに従って進むが、すぐに荒れたダート道になる。普通の乗用車では底を擦りそうな道である。余市岳とは別の標識がありそちらの方に進むが池のある所に出てしまった。少し戻り来た道を真っ直ぐに進むと大きな余市岳登山口の看板があった。車は一台も停まっていない。乗用車で来られた人は、悪路になる前のところに駐車していたようだ。

妻は少し不安げだが出発する。徒渉した地点からゆるやかに登り始める。昨晩は熟睡したせいか、足取りも軽い。ひと登りすると、朝里岳方面からの道と出会う。一服する。南側にこれから目指す余市岳が大きく望まれる。一見鈴鹿の霊仙を思い起こさせる。東には定山渓天狗山が独特な景観をなし、その背後にも特徴的な山々が望まれる。北西にはスキー場の最上部の施設もある。

一旦なだらかな道を下り、急な登りになる。振り返れば朝里岳への飛行場と呼ばれる大きな大きな平原が広がる。登りきったところにコンクリートのケルンと地蔵があり山頂と思っていたが、本を読むと山頂はやや南に行ったところにあると書いていた。山頂一帯は広く沢山の白骨化した木が特徴的であった。三角点のある山頂で記念写真を撮る。暫く待ったが、山頂付近のみガスが掛かって眺望は得られなかった。下山すると下の方は晴れていた。途中で出会った登山者は3組で、百名山に較べると静かな山行であった。山頂のガスもスキー場に着いた頃には晴れていた。

キロロリゾートで買い物をする。朝里川ICから高速に乗り札幌北で降りる。クラ館の学食で夕食をとる。

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