松尾寺山

夫婦杉
夫婦杉

【日 時】1999年 8月22日(日)
【天 候】晴れ
【山 名】松尾寺山(503m)
【山 域】滋賀
【ルート】 (10:30)自宅==(13:20)地蔵堂登山口--(14:40)松尾寺山山頂(15:00)
--(16:00)地蔵堂登山口==(17:20)自宅
【所要時間】2時間40分
【メンバー 】単独


北海道の旅で少し疲れて今週は登山を見送ろうとも思ったが、休息も2日目になると怠惰な感じになる。いつものように遅い出発である。天狗堂を目指して出発するが、421号線は宇賀渓で通行止めであった。先日の登竜荘で予約をして帰らなかった登山者はどうなったのであろうか。雨後で川の水量は多い。未踏の山でここから近いところを物色し松尾寺山に変更する。関ヶ原ICで伊吹山への渋滞に嵌まる。どうも選択ミスのようであった。

醒ヶ井駅から養鱒場へ向かう。松尾寺へ続いている林道を目指すが醒ヶ井桜別館で道路は施錠されていた。樋口からのコースに変更する。民家の脇へ駐車する。庭先に咲く百日紅(さるすべり)のピンクの花が奇麗である。赤い松尾寺2.7KMと松尾寺遊歩道の標識のところが登山口のようだ。

日の当たっているところは草叢がおい茂って歩きにくい。上に行くほど道は良くなる。陽射しは強いが、林の中の道で助かる。植林帯の急登となる。あまり歩かれてない道のようで倒木が多い。ところどころに栗のイガが落ちている。もう秋なのか。

登りきったところが地蔵峠である。大きな一本杉の傍らに大日如来がある。平坦な道となる。右手の木の間に霊仙が望まれる。一房がおおきなアジサイがあった。途中蔵王大権現が大木の間に奉られていた。山頂にはベンチがあった。奥に三等三角点を確認する。アンテナのところからは琵琶湖と米原方面の展望が開ける。今山行、唯一の展望台である。その奥に立ち枯れの夫婦杉があった。暑いので松尾寺へはやめにする。山頂をあとにする。

高速道路のジャンクションや新幹線、在来線、国道21号線が走り下界は騒々しい。それにしても夏の低山は実に暑い。登山者には一人も出会わなかった。

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