斑尾山

斑尾山
斑尾山

【日 時】1999年 8月29日(日)
【天 候】晴れ時々曇り
【山 名】斑尾山(1381m)
【山 域】長野
【ルート】 (8:00)野沢温泉==(9:45)斑尾山林道登山口--(11:00)斑尾山山頂
--(12:05)斑尾山林道登山口==(17:30)自宅
【所要時間】2時間40分
【メンバー 】二人


前日宿泊した野沢温泉の旅館で朝、一風呂浴びる。朝食を済ませたあと、朝市に出かけるが7時30分までという事で、店じまいをしていた。昨日は夜遅く到着したので辺りの様子が解からなかった。共同浴場などを見て廻る。天候は山の上部には雲が掛かっているが、一日中、晴れの様子である。

当初は、岩菅山に登る予定であったが、野沢からでは時間が掛かる様子なので、斑尾山に登ることにする。117号線の豊田飯山ICの手前の道の駅に立ち寄り、リンゴを買う。県道97号線に入り峠を越え、バス停の斑尾山登山口を確認する。車を停める場所は無い様子である。地図を確認すると林道を使えばかなり時間短縮できそうであった。荒瀬原・土橋などのバス停を確かめながら林道の入口を確認する。所々深い溝のあるダートの道を15〜20分程進むと登山口からの登山道と出会う。道路脇に駐車しようとすると道路を均す(ならす)作業車が停まってしまった。作業を暫く待って、身支度を整え登山開始。

樹林帯の、いきなりの急登である。草叢が所々あり、あまり踏まれていない様子である。一登りした所に、黄色い背色に黒字で「釜石山」と書かれた標識があった。

ここからは暫くなだらかな道である。この時間でも下草が濡れている所がある。道ははっきりしているが草叢で埋もれている所も多い。「蟻の塔渡り」という標識あたりからやや急な登りになる。登り詰めて行くと、一時、右手の視界が開けるようになるが、すぐガスに閉ざされる。これから上部は雲で覆われ、山頂付近の眺望は望むべくもない。

露岩状の道が現れ一登りするとアンテナのある「大明神岳」である。左から心地よい風の流れるガスの中の白樺林が続く。平坦な道を過ぎると山頂である。

数人の先客がおりそれぞれ別のルートから登って来たとのことであった。一等三角点を囲んで、東京から来た単独行の御婦人と話す。列車とバスを乗り継いできたとのことであった。「自立した登山」を目指す妻は色々な事を聞いていた。山頂は広場になっており晴れていれば快適な所であろうと思われるが、生憎のガスであった。

若干の食を摂って下山にかかる。このルートではあまり登山者に会うことはないだろうと思っていたが3組の登山者に出会った。12時5分に車の所に戻る。

道の駅の直売場で桃を買う。中央高速からは八ヶ岳、南アルプスなどが綺麗にのぞまれた。あまりの眺望で南アルプスをみようと駒ヶ根付近のSA/PAに停まったが、全てを見渡せるポイントはないようだ。PAは木で囲われており眺望はできなかった。SAに降りた時は、肌を刺す強烈な暑さであった。

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