![]() |
【日 時】 | 1999年 9月 5日(日) |
【天 候】 | 晴れ時々曇り |
【山 名】 | 三十三間山(842m) |
【山 域】 | 福井・滋賀 |
【ルート】 |
(10:30)自宅==(13:30)三十三間山登山口--(15:50)三十三間山山頂 --(17:30)三十三間山登山口==(19:30)自宅自宅 |
【所要時間】 | 4時間00分 |
【メンバー 】 | 単独 |
前日は関東地方に出かける予定であったが、雨で断念した。本日は近百・関西百の三十三間山を目指す。三十三間山は京都の三十三間堂へ木材を納めた山である。家用をしているといつもの時間になった。関ヶ原IC付近は渋滞していた。予め予想されたが、伊吹山への観光客のためいつもの渋滞である。関ヶ原ICから名神・北陸自動車道にのり敦賀でおりる。国道27号線に入り、美浜を通り倉見に着く。道路脇に三十三間山登山口の案内板がある。国道から案内に従って民家を通り抜けると三十三間山登山者用の駐車場があった。 身支度を整え出発する。車が通行出来るほどの広い小川沿いの平坦な道を進む。辺りは杉の植林帯である。川は雨後のため水嵩が多い。20分程進むと、右に三十三間山登山道の案内板がある。この辺りまで車で入れそうである。やや狭くなり所々荒れているが、軽トラなら通れそうな道である。「最後の水場」の標識のところで下山者がたむろしている。夏蝉の鳴く、鬱蒼とした杉林の中のジグザグした坂道を登る。見晴らしの良いところに出る。緩やかな登りを少し進むと「夫婦杉」の展望台に出る。三方五湖など北方面の視界が開ける。一服する。 少し行くと中間点を示す白いプレートがある。自然林と人工林の入り交じる林となる。「風神」の標識があり右手に地蔵仏があった。登り切るとススキの笹原となり視界が一気に開ける。琵琶湖方面からの南西の風が強い。笹を掻き分け進むと突然、芝生が現れる。三重嶽・琵琶湖・野坂山・三方五湖・青葉山など素晴らしい展望である。山頂部までススキと笹原が広がる。ゆっくり昼寝でもしたい気分になる。 さらに笹を掻き分け進むと三等三角点のある山頂に着く。樹林で視界はない。芝生のところへ戻りゆっくりして帰路につく。 あまり期待していなかった山であったが、非常にいい印象を持った。山頂部の笹原帯は見事でススキが丁度満開であった。私にとって敦賀三山・青葉山など北陸の山はいい印象を持っている。いずれも「とっておきの低山」の一つにあげておきたい。 |