鉢盛山

鉢盛山
鉢盛山

【日 時】1999年 9月12日(日)
【天 候】晴れ
【山 名】鉢盛山(2446m)
【山 域】長野
【ルート】 (5:30)自宅==(9:50)岳沢登山口--(10:50)岳沢泉--(11:50)鉢盛山山頂
(12:20)--(14:00)岳沢登山口==(19:00)自宅
【所要時間】4時間10分
【メンバー 】単独


朝早く出発し、塩尻ICで降りる。国道19号線を暫く進み、「朝日」と「北アルプスサラダ街道」と書かれた標識を辿っていく。役場で予約していたゲートの鍵を取る。キャンプ場との分岐を右に曲がり林道に入る。ゲートは開いていた。ダートの荒れぎみの道を、40分ほどで岳沢登山口に着く。車が3台、停まっている。練馬ナンバーの車もある。ここはもう標高1800Mの深山である。

身支度を整え出発する。いきなりのジグザグの急な道である。林相がシラビソからコメツガなどツガ系の木に変化する。左に谷音が聞こえると、カモシカ棚に出会う。「登山口 1.3KM 30分」「鉢盛山山頂 2、4KM 1時間50分」の標識がある。

林を抜け、右にトラバースぎみの道になる。途中に岳沢泉があった。水は枯れている。「登山口1.8KM 45分」「鉢盛山山頂1、8KM 70分」の標識があり中間点であることを確認する。笹の道となり視界が開ける。対面に峠から烏帽子岳に続く稜線が望まれる。

暫く登ると稜線に着く。アキンド平・ハト峰へ4時間の標識がある。大きく左に曲がる。泥濘の平坦な道となる。また林の道となり視界は閉ざされる。奥三界にどこか似ている。雨後で水溜りが多い急坂となる。権現の庭のところで、登りと下りの登山者が話をしている。トタン張りの山荘を過ぎ、背の低い笹の道を一登りすると山頂であった。

乗鞍
乗鞍

いきなり乗鞍が飛び込んでくる。この至近距離で、この角度から、乗鞍を望むのは初めてである。小秀山の山頂に達した時、御岳が目の前に出現した時と似ている。祠、三角点、山頂標識の賑やかな山頂である。電波反射板のあるところからは素晴らしい眺望であった。御岳や穂高は雲に隠れていたが、焼岳、霞沢、常念、野麦峠が望まれた。アンテナ下にヤナギランのお花畑があった。東側には松本平野、美ヶ原が広がっていた。小秀山の時は8時間以上かかったが4時間程でこの様な山行が出来るのは林道のおかげという他はないが、逆に戸惑いも覚えてしまう。


タオルを忘れたが、昨日の暑い山行に比較すれば、風も爽やかで快適な山行で秋が近いと感じた。烏帽子岳の登山口や峠を見て来ようと、木祖村の方へ車を進めるが、少し行ったところで、大きな木が道路を覆って通行不能になっていた。林道を散策していた御夫婦を乗せて車のところまで送る。鍵を返す。時間もあるので国道19号線を走らせたが、南木曾付近から渋滞となった。中津川ICから高速に乗って帰宅。



渡り鳥の季節となった。鴫(シギ)の仲間の渡り鳥ターレスについて。体調15CM位でスズメ程の大きさ。北極地方から南半球のオーストラリアまで渡る。渡りは夜間におこなわれる。鴫(シギ)の仲間の半数は夜間に渡りをおこなう。

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