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【日 時】 | 1999年 9月18日(土) |
【天 候】 | 曇り |
【山 名】 | 碁盤石山(1189m) |
【山 域】 | 愛知 |
【ルート】 |
(11:30)自宅==(14:50)碁盤石山東納庫登山口--(15:50)碁盤石山山頂 --(16:50)碁盤石山東納庫登山口==(19:00)自宅 |
【所要時間】 | 2時間00分 |
【メンバー 】 | 単独 |
天候は不安定の模様で近場の山にする。
久しぶりの愛知県の山である。 国道23→1→155→153と乗り継いで稲武に入る。道の駅で地図を確かめる。国道257号線に入り、茶臼山有料道路を左に見送り、下林バス停を左折し林道をたどる。碁盤石山東納庫登山口を見るがこの先の峠まで行ってみる。碁盤石山林道を進む。荒れており登山口まで戻る。近くに丁度1台駐車できるところがあった。 薄暗い植林帯に入る。跳ね橋を二度渡る。急登を登りきると雑木林となり青いベンチが乱雑に置かれたところに出る。 少し登ると林道に出る。先ほどの碁盤石山林道と思われる。送電線鉄塔を先方に林道を横切り林に入ると、ゾウが座ったような「七尋岩」がある。アセビの自然林になる。 なだらかな尾根道を暫く行くと、開かれた広場に大きな石が点在する「天狗の庭」という所に出る。展望は素晴らしい。お花畑というほどではないが、ナデシコ・ツリガネニンジン・マツムシソウ・トリカブト・アキノキリンソウ・ノアザミ等々種類は多い。一服する。さらに緩い雑木林を抜けると休憩所とトイレが現れる。右手に道を進むと展望の良い所に出る。
一旦戻り、細い木の林の道を登り切ると、青いベンチのあるところに出る。ここが一つのピークであるが山頂はこの先である。一旦大きく下る。林相が一変しブナ、カシ、ナラなど大きな木の自然林帯となる。青いベンチがあり、その先に「19M下水場」の標識もある。最後の急斜面を登り切ると山頂である。樹木に囲まれた山頂は三角点があるのみで展望はない。 |
【碁盤石山のいわれ】
昔、この山をすみかにしていた天狗は碁が強いのが自慢だった。ある時、麓の村の碁の天才と山の碁盤石で対局することになった。7日7晩に及ぶ激しい勝負の結果、天狗は負けてしまう。天狗はくやしさのあまり碁盤石をひっくり返してしまったと、この地に残る民話は伝える。