櫛形山

裸山から櫛形山
裸山から櫛形山

【日 時】1999年10月 2日(土)
【天 候】晴れ
【山 名】櫛形山(2051m)
【山 域】静岡
【ルート】 (8:30)自宅==(14:10)登山口--(14:55)櫛形山山頂--(15:35)裸山--
(15:55)あやめ平--(16:45)櫛形山山頂--(17:30)登山口
==(18:30)温泉==(20:00)観音峠
【所要時間】3時間20分
【メンバー 】単独

国道23/1を通り、岡崎から東名高速に乗る。清水で降り国道52に入る。下部方面の毛無山は雲の中で、見晴らしは期待できそうにない。増穂町で左折して丸山林道に入る。かなりの高さまで民家がある。櫛形山中尾根登山道の分岐を右に見送る。ダンプなど対向車が勢いよく突っ込んでくる。池の茶屋林道への入口に着く。ドカーンと白根3山が飛び込んでくる。全く期待していなかっただけにあまりの眺望に驚く。道はダートとなり工事中のところもあった。

林道終点は馬場平というところで山荘があった。7〜8台の車が停まっていた。ここからが登山道である。カラマツの林を登りると桜峠という尾根に出る。防火の為に切り開かれた尾根道となり下草も刈りこまれている。快適な尾根の道を進むとピークにでる。防火帯はここまでであった。鬱蒼とした自然林の中を下り、緩やかに登ると山頂である。富士の見える東側が切り開かれている。

緩やかに下ったところがバラボタン平。平坦な道となり、鬱蒼とした林を抜けると明るいお花畑のようなところに出る。目の前のピークが裸山である。樹間に白根3山が望まれるが、すっきり見えるポイントはない。今、通過してきた櫛形山の後ろに富士山が顔を出している。

ウスユキソウ
ウスユキソウ

急な坂を下るとアヤメ平である。トイレと立派な山荘もある。今はもう秋で、トリカブトはいたる所にあった。アヤメは黒い鞘になっていた。ウスユキソウの群落もあった。アザミのような花が咲いていたが名は判らなかった(家に帰って調べたところ「タムラソウ」のようであった)。夫婦連れが談笑していた。登山中に会った人はこの人達と、防火帯の下草を刈っていたお爺さん達のみであった。アヤメ平を廻ってみたが、やはり時期を逸していると感じた。アヤメの咲く時期に訪れてみたいが、人も多いだろうとも思う。


きた道を戻る。切り開かれた防火帯の下りで待望の南アの眺望が得られた。笊ヶ岳の2ピークや大無間岳が特徴的である。悪沢岳・聖岳の巨峰が夕日に映えている。白根3山の眺望は池の茶屋林道の入口がベストのようであった。小屋に案内のあった増穂町の温泉に入る。県道20から竜王を通り、明日の茅ヶ岳の登山のために観音峠に着く。

悪沢岳・聖岳・上河内岳
悪沢岳・聖岳・上河内岳

携帯電話は櫛形山で感度があった。



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