御在所

御在所の紅葉
御在所の紅葉

【日 時】1999年10月31日(日)
【天 候】晴れ
【山 名】御在所(1212m)
【山 域】三重
【ルート】 (6:55)自宅==(7:50)蒼滝トンネル(9:15)--(9:30)中道登山口--(10:15)オバレ石--
(11:45)ロープウエイ駅--(12:25)御在所山頂--(14:50)藤内小屋--
(15:15)裏道登山口==(16:30)自宅
【所要時間】6時間00分
【メンバー 】14人

本日は、MMLのオフミである。 集合時間は8:00。6:55に家を出て7:50に集合場所の「蒼滝トンネル」前に行ったが、それらしい人はいない。人を待っている様子の人が一人いたが、面識がないので敢えて声をかけない。集合場所を間違ったかと思い、トンネルの名前を確認したりしていると、8時10分頃になって一台の車が停まった。今回のオフミの幹事の方で、待っていた人と私の自己紹介となった。彼は名張からきた人で朝4時に家を発って、菰野の道の駅で仮眠をとってやってきたとのことであった。三人で暫く話していたが、幹事の方は駐車のため車を移動しに行った。戻るまで、名張の人と色々な話ができた。最近HPを立ち上げられたとのことで、早速、アドレスを交換させてもらった。

そのうち幹事の方も戻られ、他の参加者も三々五々集まってきた。登山者も多くなり駐車するスペースを探すのに苦労している様子であった。前日の「キノコオフミ」に参加した人は皆まだ酔いから褪めやらぬ様子であった。皆が集まり、登攀グループと別れ、出発時間は9時15分となった。当初の計画書ではハイキンググループは、往路は「中道」、帰路は「裏道」というコースが計画されていたが、往路で「裏道から中道」へ出るという案も飛び出し、ヤレヤレという気持ちになった。2人が計画書通り車道を先に行ってしまった。

後続帯があとを追ったが追いつかず、中道の登山口に着いても見当たらない。2人は先に行ってしまったようで、後続帯も二手のグループに別れてしまった。「中道登山口」も多くの車であった。道路脇には「アキジオン」が咲いていた。

登山者も多くなりこのまま出発する。裏道からの道と出会う所で先行者2人が休んでいた。後続帯も合流し、開けた岩場で一服する。岩場の道が続き、「オバレ石」で一服する。皆さんは岩影で、私と名張の人は上のテラスで一服。
「キレット」の大渋滞
「キレット」の大渋滞

暫く露岩帯を進むと、北側の視界が開け、「釈迦ヶ岳」や「南コブ」が見事である。「地蔵岩」を右に見ながら、「キレット」に向かう。「キレット」は大渋滞で、通過には十数分程要した。ここから上部はちょうど見ごろの紅葉であった。(矮小木が多く、錦秋というほどでない)

樹林帯の中に入ると、道は岩の混じる急坂であった。開けた岩場で先行隊が待機していた。しかし、ここも人が多い。一通りメンバーが集まるのを待って出発する。暫く登ると「立岩」でも、下降する鎖場のところで渋滞していた。テラス状の岩場の上は人だかりで、ここで一服するつもりでいたが、そのまま山頂を目指す。この辺りから上部は「アカヤシオ」の群生地で、春になるとピンクの可憐な花を咲かせる。

地はだの出ている部分を通過し、笹原を抜ければ、ロープウェイ山頂駅のある山頂公園に出る。眺望を楽しんだあと、皆が一通り集まって、三角点のあるリフト降場に向かう。三角点で昼食を摂り、自己紹介のあと、参加者全員で写真を撮った。話を伺うと関東や北陸地方から参加された方もおられ、その熱意に驚かされた。

眺望は遠方に白山、北ア、御岳、中ア、恵那、南アが望まれた。鈴鹿で北アまで見えたのは初めてである。鈴鹿山脈は北の「鈴岳」から南の「野登山」まで望まれた。琵琶湖側は比良の山並は望まれたが、琵琶湖の輪郭は判別できなかった。明日から天候が崩れるとの予報であったが、上空は時間が経つほど、降雨前の透きとおった空になっていった

計画していた「国見岳」には行かず、「裏道」で帰路についた。途中、木の間から「藤内壁」でクライミング中の人を見ることができた。裏道の登山口には、登攀チームが既に到着して、我々を待っていた。ここで参加者全員の記念写真を取った。温泉に入る人もいたが、ここで、私は家路についた。菰野で渋滞にあったが、その後は問題なかった。当日は、鈴鹿でF1レースがあり、帰りの渋滞が予想された。関東地方から参加された方は7時間もかかったとのことであった。

前日の人の気配の全くない「雷倉」と、人で渋滞の「御在所」と対照的な二日間の山行であった。また、オフミについては先週の大阪でのオフミと、この日のMMLのオフミの参加になった。


【携帯電話について】
都市の方向に見通しの利くロープウエィ山頂駅付近では、問題無く通話ができるであろうと、多寡をくくっていた。だが、すぐ隣で「ドコモ」がガンガンかかっているにもかかわらず、我が「Jフォン」は全くの音沙汰なしであった。半分、諦めていたが、三角点で挑戦してみると、どういう訳か、電話が通じた。方向は北東方向からであった。どうも電波は、私が考えているほど簡単なものではないようだ。

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