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【日 時】 | 1999年11月 7日(日) |
【天 候】 | 晴れ |
【山 名】 | 竜ヶ岳(1099m) |
【山 域】 | 三重・滋賀 |
【ルート】 |
(10:00)自宅==(11:20)宇賀渓--(12:30)長尾滝上部-- (13:30)稜線の取付き(右折点)--(14:35)竜ヶ岳山頂-- (17:00)宇賀渓==(18:30)自宅 |
【所要時間】 | 5時間40分 |
【メンバー 】 | 2人 |
十二支の山はどこにするか迷っていた。辰と付く山は少ないが、竜や龍と付く山は多い。鈴鹿とは異なる山域を考えていたが、家内も行くということで、近場の鈴鹿の竜ヶ岳に出かける。宇賀渓には何度か来ているが、中道からのルートは初めてである。宇賀渓の有料の駐車場は避けて、橋の前に駐車する。家内は8月末以来の山行となる。 両側にお店の並ぶ通りを抜けると暫くは車も通行できる道で軽装のハイカーや観光客が多い。広い道の終点から川沿いに遡行し橋を2つ渡り、魚止めの滝につく。ここからは本格的な 山道となり立派な五段の滝では沢山の人が休んでいる。暫く進むと中道に入り、長尾滝の上部の小川で一服する。 ここからは谷沿いの道となる。砂防ダムが連続し左岸を越えていく。2〜3つ目の砂防ダムは傾斜が強く高低差が10m程ある。高度を感じヒヤヒヤしながらコンクリートの壁に埋め込まれた鉄鋲を登る。ここを越えれば砂防ダムの乗越しも捲き道があり楽になる。開けた谷の遡行となる。「ムラサキシキブ」が咲く、谷を詰め、水音が聞こえなくなる頃、稜線の取っ付きである右折点に付く。一服しながら携帯電話をかけると通話できた。
一気の登りとなる。ヘビを3〜4匹見かける。軽装の下山者も多くなる。砂防ダムのコンクリートの鉄鋲の下りを知っているようには思われなかったので知らせる。左にガレを見ながらの登行となる。稜線に登ると緩やかな道になる。まるい山頂が望まれ、対面は笹原の中に所々潅木がありそれが紅葉し美しい景観となっている。笹原を抜けると山頂であった。 のんびり宴会している2グループがいた。石グレ峠から登ってきたようだ。視界は良好で静ヶ岳・銚子・御池・藤原が真近に迫る。 裏道で下山する。大きなマユミの樹にピンク色の実がスズなりであった。また鶏のトサカのような赤い実が咲いていた。裏道は谷沿いの道で、水場には事欠かない。林道に着くと、山頂直下ですれ違った2人が前を歩いていた。紅葉狩りの最盛期のようで、宇賀渓の売り場は、まだ営業中であった。 宇賀渓からのルートは、以前、2度来たことがある。一度目は早春で雪があり植林でひきかえした。2度目は真夏で笹原より上部は一気に駆け抜けた。が、忘れしまった部分も多かった。 竜ヶ岳も御在所と同様、中道がメインルートで明るい印象を持った。 |