湖南アルプス[鶏冠山・竜王山]

北峰縦走路・鶏冠山
北峰縦走路・鶏冠山

【日 時】1999年12月 4日(土)
【天 候】
【山 名】)鶏冠山(491m)・竜王山(605m)
【山 域】滋賀
【ルート】 (11:00)自宅==(13:40)上桐生バス停--(14:45)鶏冠山山頂--
(16:00)白石峰--(16:30)竜王山山頂--(18:20)上桐生バス停==(21:30)自宅
【所要時間】4時間40分
【メンバー 】二人




家内と琵琶湖の南に位置する湖南アルプスに行ってきた。一号線を通り東側から、ぐるっと廻る感じになりロスを感じるが、初めてのコースなので案内に従う。1号線8号線が重なる草津市街に入りJR草津駅を確認する。1K程走った交差点を左折し、道なりに進む。川沿いの道を進み「上桐生」バス停に着く。バス停の十数m先を左折した奥に広い駐車場があった。十数台の車が停まっていた。本の案内によると有料のはずであったが、午後遅いのか、冬場なのか料金は取られなかった。

駐車場の奥の舗装された道を進む。下山者と出会う。暫く進み右手に道標が現れ山道となる。奥池を右に見ながら小屋の脇をぬける。谷沿いの道となり紅葉が美しい。「落ヶ滝」分岐に着くが滝には行かず谷沿いの道を進む。急な傾斜となり桐生への道標も現れる。標識に従って北峰縦走路出会から「鶏冠山」を目指していたつもりだが、いきなり山頂に着いてしまった。どうやら「鶏冠山」という標識に従ったため東南に尾根を登ってしまったようだ。山頂は三角点があるのみで、眺望はない。

一気に分岐まで下る。2組みの下山者と出会う。分岐から登り返しとなる。岩場が現れアルプスの名に相応しい道となる。御在所や燕を彷彿させる花崗岩の岩場の光景が展開する。岩の混じるアップダウンの道となる。大きな岩場帯を左に捲いて登り詰めたところが「天狗岩」であった。さらに、「耳岩」など奇岩と見晴らしの良いくポイントがここかしこに現れる。「竜王山」の標記が初めて現れる。

まもなく「白石峰」に着く。顕著な山頂ではないが、この山域の中心的な場所であることを示す道標がある。荷物を置いて「竜王山」に向かう。「茶沸地蔵(ちゃわかしじぞう)」を過ぎ、整備された木組みの緩やかなアップダウンの道を進む。「竜王山」山頂は三角点があるのみであったが、下の広場には石の祠があった。

白石峰に戻る。時間的に遅いのでヘッドランプを準備する。林道側に降り、キャンプ場へ向かうコースをとる。「桐生辻」の標識を左に見、「重ね岩」から「国見岩」につく。夕暮れ泥む時刻となり、「天狗岩」や「鶏冠山」の向こうに、薄っすらと「三上山」も望まれる。谷沿いの樹林帯の道となり、しばらくすると、「狛坂磨崖仏(こまさかまがいぶつ)」のレリーフが左に現れる。5時のチャイムを聞く。やがてやや広くなった道に突き当たり左折する。地図にある林道と思われるが山道と表記してもいいような道であった。

暗闇が訪れ、久しぶりのヘッデン山行となったが平坦な道で助かった。進むにつれ道も広くなり、明かりも見え、もう終点に近いのかと思ったが、第二名神道路の工事現場のようであった。車も通行できるダート道を通り、キャンプ場の案内に従い、中に入ってしまった。暗闇であったのでキャンプ場で迷ってしまった。管理人らしい人に道を教えてもらう。オランダ堰堤を過ぎどうにか車のあるところに戻ることができた。

標高は低いが奇岩の続くコースで、家内も久しぶりの岩山を満喫したようであった。




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