三郎ヶ岳・熊ヶ岳南859mピーク

三郎ヶ岳山頂
三郎ヶ岳山頂

【日 時】1999年12月11日(土)
【天 候】
【山 名】三郎ヶ岳(879m)・熊ヶ岳南859mピーク(859m)
【山 域】奈良
【ルート】 (11:00)自宅==(12:40)石割--(13:30)三郎ヶ岳山頂--(14:10)石割
==(15:40)養鱒場--(16:30)859mピーク--(17:00)養鱒場
【所要時間】1時間30分・1時間20分
【メンバー 】単独




19時から奈良で囲炉裏会の忘年会が予定されている。奈良に行く途中の山で三郎ヶ岳を目指す。自宅から国道23/1/25/365/165と乗り継ぎ名張に着く。名張から曽爾方面の道に向かってしまったが、地図を確かめると室生からの道の方が便利が良さそうである。国道165に戻り、室生寺への道に入る。室生を通過し下田口に入る手前で通行止めになっていた。案内に従い、迂回路を進み下田口の集落に入ることができた。原山の案内標識のある橋を渡り、暗い植林帯の急な舗装された林道を走る。傾斜が緩やかになると原山の集落になる。このような所にも集落があることに驚きを覚える。さらに平坦な道を進むと右にピークが望まれる小集落に着く。案内標識はないが感覚的にここが地図にある「石割」のように思われた。片隅に駐車していると2人の下山者があり、場所を確認することができた。

身支度を整え出発する。明開寺辺りで賑やかに会話している人達がいた。100mほどダートの車道を進んだところに小さな三郎ヶ岳の案内道標があった。登山道は植林帯の中を進む。ひと登りすると開けたところに小屋が現れる。前方に社があった。小屋を左に見ながら植林帯を進み稜線に出る。道は右に大きく折れる。ここからは潅木の自然林となり急登となる。登り詰めた所が山頂であった。眺望はよく、田口の集落の彼方に住塚・三国山などが望まれる。迷い峰と高城山への2つのトレールがあった。高城山へも足を延ばすつもりであったが、雨がポツリ・ポツリ降ってきたのでやめにした。同じ道を帰り、車のところに戻る。

時間的にゆとりがあるので、談山神社(たんざんじんじゃ)多武峰(とうのみね)付近の山を目指す。榛原から桜井に向かう途中、談山神社の標識があったのでそれに従って進む。が、標識を見落とし山嶺の東の国道を走っていることに気付く。引き返し、桜井からの道に辿り着く。不動滝バス停から滝を左に見ながら、舗装された山道を進む。針道(はりんど)という集落を通り、植林の中の道を暫く進むと養鱒場があった。これより先は工事中の標識があったのでここに駐車する。

登山靴に履き替え出発する。時間も遅いので早足になるが、舗装された急坂で結構堪える。ゼイゼイ息をつきながら伐採された木が積まれている広めの林道終点に着く。結局、林道終点までは工事中の箇所はなかったが、帰りに車の所で会った人の話によると、改修のため、来年の2〜3月頃までこの林道は工事する予定とのこと。積載木の横を抜け植林帯の山道に入る。ひと登りした所が地図にある大峠で、「女坂伝承地」の石碑があった。稜線沿いの道となり、急登となる。切り開かれた所があり振返れば龍門ヶ岳が見える。登り詰めた山頂には無線反射板が立っていた。ここが地図にある859mピークである。ここからは笹と倒木が混じる道となる。熊ヶ岳が前方に望まれるが、時間も遅く、忘年会の予定もあるので山行はここまでとする。暗闇が訪れる前になんとか車のところに戻ることができた。

途中、渋滞もあり齷齪することもあったが、なんとか忘年会の開始時間には間に合うことができた。




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