「しみじみおいしいおばあちゃんのおやつ。」
 むすは自然で素朴な味をみなさまにお届けいたします。
 みなさまの健康を願って。

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東日本大震災について

 2011年3月11日の震災以来、早いもので10年となりました。未だ困難な生活をなさっておられる被災地の皆様を思うと、何も出来ない自分が情けなく、何をしていても気が晴れないのが正直なところです。私は福島県の会津若松市出身です。地震・津波に加え原発事故という大きな弊害で今も出口が見えない福島県です。さまざまなメディアで「ふくしま・・・」と聞くたびにすぐにも心が故郷に向いてしまい、どうしても気になります。

私自身、何をどうしたらよいのか、避難されている方々に何ができるのか、いつも考えてはいますが、なかなか思うようにはいきません。

しかし人は皆、前に向かって歩いていかねばなりません。生きていかねばなりません。少しでも状況が良くなることだけを願って・・・

写真上*ステッカー「福島からありがとう

(会津若松駅で配布)

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kamdo

 日本、地球、あらゆる環境が転換期にある今、家族でどうしたらよいのかを毎日話し合い、省エネルギーのために改善点を見つけてはこつこつと実践中です。

飯炊きはぬか釜やロケットストーブを使うことにしました。ご近所様より籾殻をたくさんいただき、おかげさまで燃料の心配がなくなりました。ロケットストーブには細い枝などがあれば充分です。昔話に出てくる「おじいさんは山へしば刈りに・・・」というくだり、落ちている小枝を拾えば、里山もきれいになり、燃料代も要らないという、まさに一石二鳥です。昔の日本の人々は山や川と共につつましく暮らしていたのだなぁということが分かりました。

故郷・会津について

 2013年のNHK大河ドラマ「八重の桜」は故郷・会津が舞台でした。敗者の側から描く幕末物語はめずらしく、すべてを失っても尚強く生き抜く人間模様が描かれています。東日本大震災で苦しい状況にある方々に勇気を発信し、それが届きますよう願っています。

「実直で粘り強い頑固者の会津人」といわれますが、何があっても「誠実」を忘れず生きていかねばと心がけています。

私の母校、会津女子高校には八重さんの直筆の書が4点残っています。そのうちのひとつ・・

「美徳以為飾」(美徳を以って飾と為す)

訳:美しい内面を飾りとして生きる

八重さんのように、どんな不遇にあってもそれに負けず、毅然とした態度で自分の道を貫く、そんな強さをいつまでも持ち続けられたらと思います。

 

 

 

【むす日記】

2021年3月11日

 あっというまに2月が終わりまして、すでに3月。早いものですね。

 今日は3月11日です。東日本大震災から10年です。被災された多くの方々にあらためてお見舞い申し上げますとともに、亡くなられた方々のご冥福をお祈り申し上げます。

 福島の問題はまだまだ山積みです。福島県民として何か助けになることはできないかいつも考えて行動してきましたが、一人でできることは限られています。

 けれども、10年前に起こったことを忘れずに、これからも一生考え続けていくことが我々の使命という思いを新たにしました。

 何が起きても自然の営みは変わることがありません。桜の木は必ず春にはつぼみを膨らませ、花を咲かせます。

 人間もそのように強くありたいものです。

 皆さまのご多幸を心よりお祈り申し上げます。

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昨年の八重桜↓

昨年の桜

昨年の桜と琵琶湖↓

昨年の桜と琵琶湖

今年も早く桜が見たいです。

 

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