目なし地蔵(細野地蔵尊)


美里町北長野の経ヶ峰登山道・細野ルートの近くにある、目なし地蔵という地蔵堂です。細野地蔵尊とも呼ばれます。目の病気に効くと言われ、毎月24日には祭礼が行われますが、特に4月24日、7月24日の祭礼は「大祭」と呼ばれ、多くの信者が訪れます。
目なし地蔵の由来については諸説ありますが、目なし地蔵の境内に立つ説明板には、
@長野氏の家来の武士が、使者として帰る途中にこの地で目の病気になり、動けなくなった。「私の霊は、代々この地に留まり、目の病気で苦しんでいる人を助けよう」と言った。
A盲目の僧の夫婦がこの地を旅している途中に、山中で足を滑らせ滝に落ちて2人とも死んでしまった。地元の村人が可哀想に思って地蔵を建て、2人を弔った。と書かれています。


目なし地蔵への行き方としては、長野神社の脇を通って農道を山に向かって登ります。
T字路になったところで、左折して細野ルート登山口のほうに向かい、目なし地蔵駐車場から徒歩で約100mです。


またはT字路を右折するとすぐ駐車場があり、そこから板谷川沿いに徒歩で約1km登ります。
右折・板谷川沿いのルートは、それほど登りもきつくなく、涼しいので、夏場に森林浴気分で歩いてみるのも良いでしょう。また、三郷の柳谷から柳谷林道を歩いて目なし地蔵に至るルートもあります。
















     

 
     案内地図へもどる                    見どころへもどる