津市久居西鷹跡町497−1
MapFan高通児童公園
かつての久居陣屋の高台にある公園内には
・久居誕生(高通公入府寛文11年1671)250年を記念した「御殿山の記念碑」(大正10年1921建)
本体だけで高さ4メートルを超える。
歴代の久居藩主の功績をたたえる碑文が彫られている。
・軽便鉄道開通明治42年1909に貢献した「玉井丈次郎先生顕彰碑」(昭和3年1928建)
安政5年1858に久居に生まれ、久居小学校(現在の誠之小学校)の校長を経て桑名郡長となります。
明治35年1902、病気療養のために東京に移り、この時、日本の鉄道王といわれた実業家、雨宮啓次郎と出会った。
このとが、後の中勢鉄道となる津−久居間の鉄道建設へとつながりになった。
東京滞在中に、陸軍第三師団が三重県に部隊を置くとの情報を得、久居がその適地であるとして誘致に乗り出し、歩兵第51連隊の招致に成功した。
これが鉄道の開通と相まって当時の久居の発展に大きく寄与したことが碑文に記されている。
・本村と久居町の合併記念碑(昭和8年1933建)
・たかみち生誕350年を記念して建てられた句碑(平成6年1994建)
「任口(にんこう)」と号した高通の句
「射(み)やことし 高野(こうや)にならば 花の春」が刻まれている。
・久居市の市章を掲げる青年像
などがあり、久居の歴史にたくさん包まれた藩主も住んでいた”御殿山”(ごてんやま)として、また桜の名所として、市民に親しまれている。
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