平成30年9月10日 ケアホーム熊南「福祉避難所運営マニュアル」の贈呈式がありました。
三重県では南海トラフ巨大地震による大規模災害が予測されています。
発災時には要配慮者は一般の避難所での生活は困難となるため、発災前に福祉避難所運営体制を整備しておくことが必要です。しかし、自治体と福祉施設との協定は締結されているものの、具体的な運営方法については示されていないのが現状でした。
このため、計6回のワークショップを開催し避難所運営にあたっての課題について話し合い、解決策を探りながら、福祉避難所運営マニュアルを作成しました。
<経過報告>
・第1回 平成30年5月22日
「避難所についての基礎知識、運営マニュアルの必要性を学びました」
・第2回 平成30年6月 8日
「避難所の受入条件、運営体制、レイアウトについて協議しました」
・第3回 平成30年7月10日
「避難所運営に必要な資器材、備蓄品の確認及び帳票類について協議しました」
・第4回 平成30年7月31日
「避難所運営に必要なルールを協議し、避難所運営訓練のイメージ化を図りました」
・第5回 平成30年8月21日
「避難所運営訓練を行い、課題をマニュアルに反映させました」
・第6回 平成30年9月10日
「計5回のワークショップのまとめを行い、三重大学よりマニュアルの贈呈を受けました」
※大規模災害時に、熊野市から福祉避難所の開設依頼を受けた場合、出来るだけ早期に開設し関係機関の協力を得ながら要配慮者に必要な福祉サービスを提供していきます。
福祉避難所運営ワークショップ
福祉避難所運営訓練「運営会議」
福祉避難所運営訓練「避難所設営」