交配エビネ、キイジョウロウホトトギス、フウラン等の山野草の培養苗や鉢物の生産、販売を行っています。

■キイジョウロウホトトギス

 紀伊半島南部にしか自生しないこの花は、花の斑紋が鳥のホトトギスの胸の斑点と似ていることから名づけられたホトトギスの一種です。釣鐘の形の黄色い花の内側には紫褐色の斑紋があります。気品のある花と光沢のある緑の葉が人気です。
 自生地では非常に減少しつつあり、和歌山県の南部では産地化に向けて取り組まれています。
 バイオセンター中津では種子による増殖による鉢物を生産しています。また、切り花による市場出荷も試みています。

■交配エビネ

 エビネはほぼ全国に自生するランで、自生地によって色々の種類があり、さらに花色や形に個体差があることから人気の高い自生ランです。
約10種の親株同士を交配し培養によって苗を生産しています。生産した培養苗はポットに植えだし、育てています。交配苗なので株それぞれ花の形、花の色、香り等が違います。開花時期には、近くの道の駅産品販売所で店頭販売を行っています。下の写真は交配によって作出した花です。


山野草類の生産販売

■フウラン

 樹の上や岩に着生し、夏に小さな白い花を咲かせる。香りのいい小型のランです。園芸種の中には葉に斑が入るものから花に色の付くものが出まわっています。
 バイオセンター中津では種子や組織から培養しフラスコ苗を生産しています。また、委託培養も行っています。
トップページへ戻る