七面山

七面山西峰下
七面山西峰下

【日 時】2000年 7月15日(土)
【天 候】晴れ時々曇り
【山 名】七面山(1624m)
【山 域】奈良
【ルート】 (13:00)七面山登山口--(13:45)七面尾根分岐--(14:45)西峰==
(15:15)東峰--(15:55)槍ノ尾--(16:20)西峰-(17:25)七面山登山口
【所要時間】4時間45分
【メンバー 】単独




週末の予報では、またもや北の方の天候がよくないとの予想であったので、大峰の七面山と中八人山に向かう。名阪を針で降り榛原/大宇陀/下市/木戸から国道168に入る。「夢の湯」のある宇井から篠原宇井線に入る。途中からダートの林道になる。七面谷を遡行し、川を渡ったところにゲートがあり、この先は私道との案内があったが、時間も遅いのでそのまま進む。急傾斜のところは舗装されているが、他は荒れたダートが続く。坂を登りきった右手山側に登山口の標識があった。

ジグザグの植林帯の中の道である。対岸に八経ヶ岳らしい山の頂部が雲間に覗かれた。急坂の植林帯を抜けると開けた個所があり、その上が七面尾根からの稜線になる。

東峰山頂 倒壊した小屋
東峰山頂
倒壊した小屋
自然林の尾根となるが、大きな木の根が道にはみ出して歩きにくい。西峰直下に来ると、樹林間隔が広がる。低い笹原の中のユッタリとした大木の間の道を進む。西峰は特徴のない山頂であった。北側の視界はあったが南側は雲が湧いていた。

東峰に向かう。岩峰を右に見ながら下り、ひと登りしたところが東峰であった。樹林の中の山頂で南側の視界はなかった。大峰主脈の稜線が意外に近くに感じられた。

西峰に戻り、三角点のある槍の尾に向かう。少し下ると、開けた笹原となり、前方に三角点峰の「槍の尾」が望まれる。樹林間隔が広く、低い笹原の下りとなるが、踏み跡は薄くなる。「槍の尾」手前では、広い草地となる。石楠花の混じるヤブっぽい林を抜けると倒壊した小屋が現れ、その奥に三角点があった。視界はなかった。

帰路、南側の雲も徐々に取れ出し、仏性の岩あたりまで見えた。西峰まで登り返す。時が経つと伴に視界は良くなり、対岸に大きくなだらかな八経ヶ岳の稜線が望まれた。

笹原から「槍の尾」を望む 八経ヶ岳
笹原から「槍の尾」を望む
八経ヶ岳
車の所に戻り、帰路につくが、私道のゲートにチェーンが掛かっていたが、鍵は掛けられていなかった。「夢の湯」で温泉に浸り、食事を摂る。家に電話する。雷雨があったとのこと。池原ダムから中八人山登山口に移動する。



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