汾陽寺山

汾陽寺山
汾陽寺山

【日 時】2002年11月16日(土)
【天 候】晴れ
【山 名】汾陽寺山(571m)
【山 域】岐阜
【ルート】 (10:05)汾陽寺--(10:30)稜線--(11:40)汾陽寺山--
(12:00)稜線降り口--(13:20)汾陽寺
【所要時間】5時間 5分
【メンバー 】二人


本日は大学時代の友人HS氏の実家を訪ねる予定であったので、近くの山に登ってから訪ねることにした。友人にとって山登りは始めても同然とのことだったので、「隠れた名山」に案内のある汾陽寺山に出かけることにした。場所は岐阜市の北部、武儀郡武芸川町の北にある。

本巣高校の正門前に9時に集合する。友人の母とは三十数年ぶりの再会となる。挨拶もソコソコに、私の車に便乗して出発。友人の亡父の故郷が美山町だったとのことで、そこまでナビってもらう。R256に出て川を渡り、R418に入る。武芸川に入り県道をユックリ山の方向に向かう。左に入る道に従う。「乾徳山汾陽寺」と書かれた石柱を右にみる。参道を進む。汾陽寺山は参拝できないとの案内がある。突き当たりに登山口があり、右に汾陽寺があった。

友人は靴は準備していなかったので当方の物を履いて貰う。身支度を整え出発する。登山口を示すテープはあるが、藪っぽそうだ。暗い植林帯の谷沿いの薄い踏み跡を追う。濡れた石は滑り易そうで、慣れないHS氏は時々足を踏み外す。谷から離れ、ジグザグにひと登りすると稜線に出る。一本入れる。
汾陽寺 登山口付近
汾陽寺
登山口付近
少し登ると道が不明瞭になり、かまわず登ると屋根の潰れた廃屋があった。左側に明瞭な道が走っている。右に山を見ながら左にトラバース気味の道となる。少し進むと開けたところに出る。

視界が開ける。左が伐採地跡のようで杉の幼木が植林されていた。植林と自然林の境目を登っていく。振り返ると武芸川から美山の田園風景が広がる。岐阜の市街地の中を長良川が蛇行し、山の間から金華山のピークが頭を出している。太陽が照り、汗も吹き出る。藪っぽい道の踏み跡を追いながらひと登りすると稜線に達する。

植林帯の視界の効かない薄暗い平坦な道となる。小さな倒木を跨ぎながら、暫く進むと南に開けたところに出る。切り開きされた山頂だったが、眺望はなく、茨状のカヤトで寛ぐ場所もなかった。三角点と山頂標識、僅かに見える天王山をカメラに収める。稜線の降り口まで戻り、ここで昼食タイムとする。
潰れた廃屋の横の祠 山頂
潰れた廃屋の横の祠
山頂
麗らかな陽気となり、日溜り気分となり、ユックリ寛ぐ。遠く養老山系から伊吹の山も望まれる。下山に掛かる。来た道を戻る。谷の部分では濡れた部分に注意を払いながら歩を運ぶ。車のところに戻る。

美山へショートカットを試みたが路地に嵌る。織部道の駅に立ち寄り、土産にイチゴ餅を買う。R157が混雑していたので、板取川沿いの堤防道を走ってHS氏の実家に到着。78歳の友人の母はパソコンで年賀状も自作したとのことで 驚いてしまった。


囲炉裏村トップページへ      ホームページにもどる      汾陽寺案内