神室山

神室山
神室山

【日 時】2003年 8月11日(月)
【天 候】
【山 名】神室山(1365m)
【山 域】秋田・山形
【ルート】 (6:15)林道終点--(7:50)不動明王--(9:25)窓くぐり--
(10:10)山頂--(12:25)不動明王--(13:50)林道終点
【所要時間】7時間35分
【メンバー 】単独


本日は雨の予報である。2年前、同じ秋の宮温泉に泊まった時も雨だった。この時は行き先を乳頭山に変更した。

秋の宮温泉の宿を5時半に出る。R108の神室山登山口の案内に従う。役内集落を過ぎるとダート道になる。右折の案内に従い、植林帯を通過。前神室山のループルートの起点に登山口の案内があるが、先に進む。工事用の駐車場を過ぎると道がやや荒れだしたので車を停める。

本日は端から雨具を着装して出発する。少し歩くと植林帯の中に転回場があり、林道はここで終わっていた。川沿いの平坦な道を進む。川はやや増水している様子だが、降りは小降りで、濁りはない。道は川沿いの森林帯で樹木が雨を遮る。第一渡渉点のつり橋の板は濡れていた。川沿いに進み、やや傾斜のある第二渡渉点のつり橋を渡る。谷から離れ、急な登りになり高度を稼ぐ。左に谷を見ながら山腹を捲くように進む。対岸に三十三尋ノ滝が現れ、川の渡渉となる。ペンキマークを拾い、取り付きから登ると水場の不動明王に達する。休憩する。
渡渉点 つり橋
渡渉点
つり橋
胸突き八丁の一気の急登となる。前神室山が見えるという「いっぷく坂」の標識がある。途中緩む部分もあるが、概ね急な登りとなる。山陵に達すると傾斜も緩む。御田の神ではニッコウキスゲ・ツリガネニンジン・ギボウシが雨に打たれていた。木のトンネルの窓くぐりで少憩する。

左に谷音を聞きながらトラバース的に進む。ガスが掛かり高度感はない。斜面にはニッコウキスゲが群落をなしている。前神室山の西ノ又コース分岐に達する。痩せ尾根となり、岩場を越え、鞍部に達する。登り返しとなり、ひと登りで山頂に達する。
三十三尋ノ滝 御田の神
三十三尋ノ滝
御田の神
雨具が濡れていたので、直ぐ下の避難小屋に急ぐ。シャッターを開け、中に入る。雨具を脱ぎ、人心地つく。昼食タイムとする。

ビニール袋にデジカメを入れ、山頂に戻り、写真を撮る。霧雨で視界はない。来た道を戻る。

御田の神で、ビニール袋に入れた状態で花を撮影してみたが、全てピンボケだった。第二渡渉点付近で、2人ほど小屋泊まりの単独行と行き交う。林道手前で凄い勢いで下山者が追い越していった。この日出合ったのはこの3人のみだった。車のところに戻る。

前日泊まった宿で温泉に入る。R108からR13号線に入り、大曲で投宿となる。



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