曲  の  紹  介

ポンセ作曲「エストレリータ」
MIDIデータ M. HatTarsakey

 マヌエル・マリア・ポンセ(1882−1948)は、メキシコに生まれた作曲家で、指揮者、ピアニスト、音楽院の教授として幅広く活躍しました。交響詩、協奏曲、室内楽などその作品は多岐にわたっていますが、彼の名を広く知らしめているのは、この「エストレリータ(Estrellita)」です。スペイン語で「小さな星」という意味です。
 この曲は、ポンセ自身が歌詞を付けた歌曲なのですが、音域の幅が広くて素人が歌うには難しく、編曲により様々な楽器で演奏されることの方が多いようです。





 ほかのページでは、画像などをご覧いただきながら聞くためのBGMとして、音楽を用意していますが、このページは、この曲を紹介するために作成しました。
 メロディがたいへん美しい曲ですが、ラテン特有の情熱的なスペイン語の歌詞も、この曲の魅力です。そこで、管理人が学生時代に使っていた西和辞典を片手に、これを日本語に訳してみました。


  エストレリータ

遠い空に輝く エストレリータ
空の上からなら 私の痛みや苦しみを見て
知っているでしょう
だったら 降りてきて私に言ってほしいの
少しは彼が私のことを愛しているって
だって私 彼の愛なしでは生きていけないから

エストレリータ あなたは私の愛の灯台
ねえ 私がもうすぐ死んでしまうことを
知っているでしょう
だったら 降りてきて私に言ってほしいの
少しは彼が私のことを愛しているって
だって私 彼の愛なしでは生きていけないから

マヌエル・マリア・ポンセ   
(拙訳)M. HatTarsakey   

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