スペインの天才建築家アントニ・ガウディ(1852−1926)。サグラダ・ファミリア(聖家族教会)に代表される彼の作品の多くはバルセロナにあります。このページでは、そういった建築物を紹介します。
撮影 1994.5.27 M. HatTarsakey
サグラダ・ファミリア(聖家族教会)
1882年にフランシスコ・デ・ビヤールが着手し、1891年からガウディに引き継がれました。そして、現在も建設中です。キリストの降誕をテーマにした4本の塔は、高さ107メートル。上からは市街を一望することができます。
キリスト降誕の壁面外観
キリストの降誕
完成模型
キリストの受難
塔から見下ろしたバルセロナ市街
上空写真をGoogleマップから引用しています
グエル公園
当初は、中産階級のための分譲住宅として、建設されましたが、プロジェクトは失敗に終わり、今日では市営公園となっています。モザイクを用いた公園のベンチが野外劇場を囲むように設けられています。86本の柱で支えられた空間は「百本柱」と呼ばれており、その天井は現代のポップ・アートとも通じるものがあります。
グエル公園は、次に紹介するカサ・ミラとともに、1984年11月にユネスコの世界遺産に登録されています。
グエル公園正門
上空写真をGoogleマップから引用しています
カサ・ミラ(ミラ家)
バルセロナ市の中心に位置するブルジョア向け住宅。通称「ラ・ペドレラ」と呼ばれており、アブストラクト彫刻といわれる曲線を多用した外観が特徴です。屋上に見えているのは煙突です。
上空写真をGoogleマップから引用しています
カサ・パトジョ(パトジョ家)
色とりどりのタイルで飾られた建物。カサ・ミラに比べると小さなものではありますが、曲線美は素晴らしいです。
上空写真をGoogleマップから引用しています