曲  の  紹  介

バリオス作曲「大聖堂」
MIDIデータ M. HatTarsakey

 アグスティン・バリオス(1885−1944)は、南米パラグアイ出身のギタリストで、1912年にウルグアイに移り住んでから多くの名曲を生んでいますが、「大聖堂」もこの時代に作曲されたものです。
 この曲は三つの楽章で構成されています。そのうち、第2楽章「宗教的アンダンテ」はウルグアイの首都モンテビデオの大聖堂で信徒たちが唱える敬虔な祈りの雰囲気を、また、第3楽章「荘重なアレグロ」は祈りを終えて大聖堂から出てくる人々の間に漂い残る感動の余韻を、それぞれ表したものです。
 このページに流れる美しい旋律の第1楽章「プレリュード」は、キューバのハバナの大聖堂を訪れた際に故郷を懐かしむ思いから着想したもので、他の二つの楽章よりかなり後に付け加えられました。
 ギターのための曲ですが、ここではハープの音色を使っています。演奏時間は2分16秒です。

第2楽章→





ガ ウ デ ィ の 建 築

\(^o^)/ (^_^;) (T_T) (-_-)ZZzz....(-.-)y-.。o○


 スペインの天才建築家アントニ・ガウディ(1852−1926)。サグラダ・ファミリア(聖家族教会)に代表される彼の作品の多くはバルセロナにあります。このページでは、そういった建築物を紹介します。

撮影 1994.5.27 M. HatTarsakey








サグラダ・ファミリア(聖家族教会)

 1882年にフランシスコ・デ・ビヤールが着手し、1891年からガウディに引き継がれました。そして、現在も建設中です。キリストの降誕をテーマにした4本の塔は、高さ107メートル。上からは市街を一望することができます。




キリスト降誕の壁面外観








キリストの降誕






   













   






完成模型






キリストの受難













塔から見下ろしたバルセロナ市街







上空写真をGoogleマップから引用しています









グエル公園

 当初は、中産階級のための分譲住宅として、建設されましたが、プロジェクトは失敗に終わり、今日では市営公園となっています。モザイクを用いた公園のベンチが野外劇場を囲むように設けられています。86本の柱で支えられた空間は「百本柱」と呼ばれており、その天井は現代のポップ・アートとも通じるものがあります。
 グエル公園は、次に紹介するカサ・ミラとともに、1984年11月にユネスコの世界遺産に登録されています。




 

グエル公園正門








  








  
















上空写真をGoogleマップから引用しています









カサ・ミラ(ミラ家)

 バルセロナ市の中心に位置するブルジョア向け住宅。通称「ラ・ペドレラ」と呼ばれており、アブストラクト彫刻といわれる曲線を多用した外観が特徴です。屋上に見えているのは煙突です。












上空写真をGoogleマップから引用しています









カサ・パトジョ(パトジョ家)

 色とりどりのタイルで飾られた建物。カサ・ミラに比べると小さなものではありますが、曲線美は素晴らしいです。












上空写真をGoogleマップから引用しています



Click me!

このページに流れるBGMを
作曲したバリオスは、
どんな人物だったのか?