大型を掛けたり、スレの場合(寄せるまでに時間が掛かったり、大きな負荷が
掛かる場合)、タメている(手許へ寄るまでの)間に竿(手首)をゆっくりと左右に
回す事で、曲がり癖の発生を極力抑える事が出来ます。

使用後
釣り場で
固く絞ったタオルで拭き、乾いたタオルで乾拭きしてください。(カーボン竿と
同じです。)拭き上げの際、穂先・穂持ちは必ず先端方向へ拭き抜くようにして
下さい。往復拭きをしますと、タオルに引っ掛け折損してしまいます。
拭き終われば、口栓をし完了ですが、雨天の使用や湿度の変化で口栓が入り
にくい場合は軽く口栓をし仕舞って下さい。
上記の手入れで充分問題有りませんが、竿ケースに入れたまま、車のトランクに
放置する事は厳禁です。また、グルテンなど、落としにくい汚れは、ゴシゴシ擦ら
ず濡れタオルで充分”ふやかし”汚れを落としてください。無理な乾拭きは、胴漆
の剥がれやキズに成ります。

帰宅後
出来れば、竿の点検の意味を兼ね、釣り場で落としきれなかった汚れを落とし、
最後は、乾いた柔らかな布で拭き上げて下さい。
雨天使用後は、竹の繊維自体が多量の水分を含んでいます。
風通しの良い場所で4〜5日程度陰干しして下さい。(竿の為には各部をバラバラ
にし、寝かせて乾かす事が理想です。その際、必ず口栓を忘れずに!)

保管
保管は、温度・湿度に注意し(エアコンの入っている部屋での保管は禁物)
横にするか、縦に(竿箪笥などが有れば言う事ありません。)して保管して
下さい。

おおよそ一般的な和竿の取り扱いについて記載しました。
不明な点は、電話・メ-ルで詳細をお尋ね下さい。