
皆さんの雇用を維持していくためには、会社は常に新しいものを追い求めていかなければならないと考えています。
長期ビジョンとして、
松田工業は、鉄道分野事業の仕事を安定しキープするとともに、ますます発展が期待されるロボット分野の新規開拓に取り組んでいきます。
お客様との守秘義務の関係で公言できませんが、2027年開業を目指す次世代高速鉄道分野の受注獲得や、昨今脚光を浴びております医療業界における手術支援ロボット国産機分野の受注獲得を進めています。
松田精工は、主として自動車重要保安部品であるハンドル回り製品を、国内のみならず、お客様を通じ海外へもどんどん展開していきます。
EV(電気自動車)化の波が押しよせていますが、ハンドル回り部品は引き続き残っていく機能であると考えています。
総じていえば、松田工業は「攻め」の会社です。
ロボットは、景気が良く人手不足の時はたくさん売れますが、景気が悪く人余りの時は、ロボットの需要は少なくなると考えています。
他方、松田精工は「守り」の会社です。
薄利多売で儲けは少ないですが、安定した受注があり、不況時や増税時は自動車に対する国の助成制度が設けられ、不況に強い会社と考えています。
松田グループは、好景気の時は松田工業を主力に積極的に「攻め」の姿勢で臨み、不況の時は松田精工を主力に「守り」の姿勢で臨む、攻守バランスの取れた会社にしていきたいと考えています。
そして、そのフィールドの中心にいるのは、監督やコーチのような「偉いさん」ではなく、皆さんのような現場の社員の人であると思っています。
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